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 厚生労働省から交付された補助金の一部をだまし取ったとして、警視庁は9日、同省から出向している埼玉県保健医療部長・中村健二容疑者(49)=東京都世田谷区=と、出版・医薬品販売会社「マルクインターナショナル」元社長で人道支援NGO団体「レインボーブリッヂ」代表代行・小坂博幸(54)=東京都西東京市=、同社員梶浦裕高(43)=東京都葛飾区=の両容疑者を詐欺の疑いで逮捕した。中村容疑者は容疑を認めているが、小坂、梶浦の両容疑者は否認している。中村、小坂両容疑者は十数年来の知人という。

 捜査2課の調べでは、3人は中村容疑者が鹿児島県保健福祉部長に出向していた当時、厚労省が京都府内の大学の教授に支給した厚生科学研究費補助金(障害保健福祉総合研究事業)の01、02年度分計約3000万円のうち、余剰金となった210万円を同省に返還せずにだまし取った疑い。

 同研究事業は、障害者が安全で快適に生活できるためのインフラ整備に関するもので、主任研究者の同教授の下に8人の分担研究者が参加。中村容疑者は、当時部下だった鹿児島県の課長補佐と係長を研究事業の分担研究者、経理担当にし、教授側から分担研究費として2年度で計370万円を受け取った。

 分担研究は実際に進められたが、01年度に90万円、02年度に120万円が余った。3人はマルク社からプリンターのトナーカートリッジなどの消耗品を研究費で買ったように装った見積書を作り、同社口座に代金として余剰分を振り込んでだまし取り、教授には研究費を全額使ったように見せかけた報告書を提出したとされる。

 中村容疑者は、慶応大医学部卒業後、84年に厚生省(当時)に入省したキャリア官僚。同省障害保健福祉部企画課長補佐などを経て、厚生労働省大臣官房総務課企画官を歴任。05年4月からは埼玉県保健医療部長を務めている。

 小坂容疑者は「小坂浩彰」を名乗り、00年4月にレインボーブリッヂを設立。事務局長と代表代行を兼ねている。

 同団体のホームページによると、北朝鮮に食料や医薬品を援助し、03年度までに計6億円分を送った。

 拉致問題をめぐっても、03年夏には、帰国した拉致被害者の子どもたちが北朝鮮に残されていた当時、平壌で面会し、手紙や写真を持ち帰った。

 〈藤井充・厚労省厚生科学課長の話〉 出向中の職員が研究費にかかる詐欺容疑で逮捕されたことは極めて遺憾だ。捜査当局に協力するとともに、事実関係を踏まえ、厳正に対処したい。

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