上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 9日に発覚した西武の不祥事は、球界でドラフト改革を論議している最中のことだった。

 日本プロ野球組織(NPB)は、2月のドラフト制度検討委員会(委員長=山中正竹・横浜専務)を経て、5日の代表者会議で今秋のドラフト方式の方向性を決めた。13日に日本プロ野球選手会と話し合った上で、正式に決めることになっている。

 ドラフトは05年から、高校生と大学・社会人を分離し、大学・社会人には選手が球団を選べる希望入団枠を設ける方式で行っている。2年の暫定期間が終わり、今秋から見直すべきかどうかを話し合っていた。

 希望入団枠については廃止を訴える球団の方が多かったが、巨人の清武代表は「現行のドラフトに大きな問題はない」と主張した。

 05年6月には12球団から新人選手獲得に関する「倫理行動宣言」が出されており、2月のドラフト制度検討委員会では、12球団のスカウトらを集めた上で、「倫理行動宣言以降、不正のうわさも聞かれなくなった」(長谷川・コミッショナー事務局長)という結論で落ち着いていた。

 NPBは13日の選手会との折衝では、希望入団枠を残す案を示す予定。これに対し、希望入団枠廃止を訴えている選手会の松原事務局長は「NPBからは不正はしていないとずっと説明されてきたのに、こうやって出てきた。不正が起きる可能性を持つ希望入団枠は廃止すべきだ」と話す。


西武ナインも動揺 スカウト活動で選手に現金

 球団側の突然の不祥事発覚は、西武ナインにも動揺を広げた。オープン戦がなかったため、1軍は休養日。一報は知人やニュースから、知る選手がほとんどだったという。選手会長の赤田将吾外野手は「驚いています。選手の立場からすれば、ファンの信頼を取り戻すために、野球を頑張るしかない」と話した。

 西武の選手会は、松坂の大リーグ移籍によるファン離れを食い止めるために選手、ファン、球団の橋渡し役を目的とした「ファンサービスチーム」を赤田選手が中心になり設立したばかり。それだけにショックは隠せない様子だった。



プロ野球各球団「あってはならないこと」 西武問題

 「あってはならないこと」。プロ野球の各球団は、今回の件について一様に驚きの声を上げた。

 「一場問題」で、当時の砂原幸雄オーナーが辞任した横浜は、事件後、現場でのスカウト活動のルール順守を徹底してきたという。適正なスカウト活動のやり方を定めた「マニュアル」をまとめ、3月末には各スカウトに配布する予定だ。荒井信久スカウト部長は「これまでも周知を徹底してきたが、05~06年の経験も踏まえた、一目で分かるものにしたい」と話す。

 同様に裏金問題にかかわった阪神は、「倫理行動宣言」と同宣言にかかわる申し合わせを厳守するよう、スカウトらに徹底している。「金銭のやりとりは一切ない。今は公正に(スカウト活動を)やっていると、胸を張って言える」と野崎勝義取締役。スカウトの一人は、アマチュア監督に選手獲得の意思を伝える際は、常識的な範囲内の会食もしなくなったという。選手の獲得に向けては、頻繁に練習や試合をみて、合宿所などで、チームの監督に意思を伝えているという。

 ソフトバンクの角田雅司球団代表は「規定があるわけだから、以前からずっと裏金なんか使うなという指導はしているし、使っていない」ときっぱり。日本ハムの島田利正チーム統轄本部長も「以前から一切、スカウト活動で裏金は使っていない。(西武の件は)一場の問題が発覚した以降だったとしたら悪質だ」と話した。

 ドラフト制度検討委員会で、今季以降の新たなドラフト案について話し合いを進めている山中正竹委員長は「もうスカウト活動における裏金は、世の中からなくなっているものと思っていた。プロ側が倫理行動宣言の規定だけではなく、厳しい拘束や処罰を決めていこうという流れの中で、非常に残念なことだ」と話した。

 巨人の清武英利球団代表は京セラドームでの試合後、報道陣の質問に「何が起きたのか分かっているのか? 試合を見ていたから、僕に聞かれても、分からない」と声を荒らげた。


コメント

コメントの投稿

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:http://ns0705.blog94.fc2.com/tb.php/362-b48f723b
QLOOKアクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。