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 プロ野球西武ライオンズの太田秀和球団社長(オーナー代行)は9日、埼玉県所沢市の球団事務所で会見し、学生と社会人のアマチュア選手2人のスカウト活動に際して、合わせて1300万円近くの金銭を学費や栄養補給費として渡していた、と発表した。スカウト活動での金銭供与は、プロ野球界では倫理行動宣言で「一切行わない」としており、学生野球でも憲章で禁止している。これらの違反に対し太田社長は「プロ野球ファンの信頼を裏切って大変申し訳ない。自らを含めた関係者の処分は考えているが、辞任することは考えていない」と話した。2人とも西武には入団していない。

 裏金を支払っていたのは、04年春から05年10月にかけて。西武側は当該選手を明らかにしていないが、朝日新聞社の調べでは早稲田大内野手の親に計1025万7800円、東京ガスの投手側に計270万円を、球団スカウトが2人とも毎月決められた額の現金で渡していた。早大選手の父親も金銭の受け取りを認めている。

 野球界では04年に巨人、横浜、阪神が明治大の一場靖弘投手(現楽天)に裏金を渡した問題が発覚。プロ野球界はスカウト活動の倫理規定を見直したが、それ以降も西武は早大選手に西武入団への誓約事項の条件として定めた1025万円余りの全額を支払い続けた。一方で、東京ガス投手の関係者には、計1050万円を支払う予定だったが、一場問題を受けて支払いを打ち切ったという。

 早大選手側には、「不適切な関係を終わらせるため」として一昨年10月に残金の500万円をまとめて渡した。いずれも、球団として認識していたという。

 太田社長が裏金の存在を知ったのは昨年8月といい、「発表が遅れたのは不徳の致すところ」と話した。内部の情報提供を受けて再調査をした結果、事実がはっきりしたため公表した、という。

 高校生と大学生の野球部員が関係する日本学生野球憲章では、プロとの契約にからんで金品を授受することを禁じている。プロ野球12球団には、05年6月に定めた「倫理行動宣言」があり、選手の獲得に関して利益供与を一切行わないことなどをうたっている。太田社長は「倫理行動宣言や(プロ野球の)野球協約のルールを守ることが第一」と述べたが、日本学生野球憲章に関しては言及しなかった。西武はこの日、プロ野球のコミッショナー事務局やパ・リーグに報告した。

 一場投手の問題では、当該3球団のオーナーが責任を取って辞任した。



根来コミッショナー「ルールに違反」 西武不祥事

 プロ野球の根来泰周コミッショナー代行(74)は「報告は受けた。西武が今後も徹底調査を継続すると言っているので、その報告を待って厳正に対処する」とコメントした。台湾を視察中のコミッショナー事務局の長谷川一雄事務局長は「週明けに西武から直接報告を受けるので、そこから根来コミッショナー代行と対処を相談したい。ただ、とんでもない話だという印象はある」と話した。

  昨年6月の日本プロ野球選手会(会長=宮本慎也・ヤクルト選手)との協議会で、日本プロ野球組織(NPB)は「ドラフトのルールに違反し、その情状がきわめて重いときには、次回以降のドラフト参加権を剥奪(はくだつ)する処分も考慮する」と罰則の具体案を示している。

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