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 昨年3月、愛知県蒲郡市のJR東海道線の「こしょう(故障)」表示が出た踏切で女性(当時69)が列車にはねられ死亡した事故で、愛知県警は26日、信号通信設備などの稼働状況を監視していた担当者などJR東海の社員計5人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。「こしょう」表示が踏切を通る人に列車が来ないと誤解させる恐れがあったのに十分な対策を取らなかったことや、表示の状態を列車に伝えなかったことなどが重なって事故を誘発したとして、JR東海側に一定の過失があると判断した。

 書類送検したのは、在来線の運行を管理する「東海総合指令所」で、列車無線や信号通信設備の状況を監視し、異常時は復旧を指示する「信号通信指令」の担当者2人(52歳と31歳)と、運転士(31)、信号通信課の課長(53)と保安担当課長(49)。

 交通指導課と蒲郡署の調べでは、事故は昨年3月19日午後5時20分ごろ、愛知県蒲郡市三谷町のJR東海道線の惣作踏切で発生。同市豊岡町の無職柴田スミ子さんが豊橋発大垣行きの下り特別快速列車にはねられ、死亡した。事故当時、強風で運行が乱れ、近くの三河三谷駅に列車が長く止まり、現場の踏切は警報機が鳴り続けた。警報機が15分以上鳴り続けると、故障でなくても表示機に「こしょう」の文字が点滅する仕組みだった。目撃者によると、柴田さんは「踏切が壊れている」との趣旨を話し、遮断機を持ち上げて踏切内に入ったという。

 事故の約5カ月前の05年10月、東京都大田区のJR京浜東北線で、「こしょう」表示が出ていた踏切を渡ろうとした女性2人が電車にはねられるなどして死傷する事故があり、JR東日本は同年11月、「こしょう」表示の全廃を決定。JR東海は一部の踏切に、注意喚起する看板を設置するなどの緊急対策を進めたが、現場の踏切は対策がとられていなかった。

 こうしたことから県警は、信号通信の安全を担当する課長ら2人は、「こしょう」表示のシステムについて、迅速、十分な対応をとらなかったと判断した。

 また、事故の約15分前に信号通信指令の担当者が監視装置で「こしょう」表示が出ているのを知ったが、指令担当者から、運行を管理する「輸送指令」に連絡が届かず、運転士に伝わらなかった。運転士についても、注意が十分でなかったとした。

 死亡した柴田さんについても、過失が少なくないと判断し、鉄道営業法違反容疑で書類送検した。

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